2009年8月15日土曜日

オリンパス・ペン~ハーフサイズ

オリンパスペンはハーフサイズフィルムの銀塩カメラでした。
35mmフィルムの35mmとはフィルムの幅のことですがこれはもともと映画用のフィルムをスチールカメラに流用したものです。通常はこの35mm側を縦(24mm)に、横の長さを36mmにしたものが使われました。
縦の方はフィルム送り用のパーフォレーションと言う穴があるので露光面としては24mmです。
ハーフサイズフィルムと言うのはこの35mmフィルムを使用し縦を18mmにして使用したものです。
ハーフサイズフィルムと言うものが別にあった訳ではありません。
カメラのファイダーを覗くとフレームが縦長になっていますね。

ハーフサイズカメラは、フィルムの節約に貢献するだけでなくカメラの小型化にも役立ちました。
特にレンズからフィルム面までの焦点距離とボディーの横のサイズを短くすることができました。
ちなみに24mm×36mmの露光面のサイズはライカサイズとも呼ばれていますね。
久々にライカにフィルムを詰めて写真を撮ってみたいものです。


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