2018年11月25日日曜日

ボヘミアンラプソディー

昨日はフレディ・マーキュリーの命日でした。
高校の頃、クイーンが大好きで、大学の時は武道館にライブを観に行きました。
今、映画が大人気のようですが、私の高校時代はレッド・ツェッペリンやディープ・パープルがハード・ロックの王道とされクイーンは軟弱に見られていました。今のように伝説になると思っていた人は少なかたと思います。それでもクイーンは女性には人気があり、特に日本での人気は絶大でした。
初期の頃のアルバム「華麗なるレース」の最後の曲は「手を取り合って」と言う日本語で歌う曲ですが、彼らが日本贔屓だった証です。
母国のイギリスではクイーンの人気は今ひとつで、そんな中で日本の若い女性達から圧倒的に支持されていました。
伝説になってしまったクイーンですが、デビュー当時はロック評論家の評価もそんなに高くなかたのではないかと思います。

ロックバンドに生ピアノが入っているはユニークでしたし、ブライアン・メイのお手製エレキ・ギター(レッドスペシャル)のサウンドもユニークで好きでした。初期のアルバムはシンセサイザーを一切使わず、すべてブライアンのギターでシンセ風の音も出していました。アルバムのクレジットにもわざわさ「No Synthesizers」と書いていました。ピックに6ペンス硬貨を使ったサウンドは他のギタリストでは出すことの出来ない音でした。
フレディー・マーキュリーの歌い方はカッコよかたです。ステージでアシックスのシューズを履いていましたがそれもカッコよかた。バレエダンサーのコスチュームも斬新で似合っていましたし、ステージの姿もどこかバレエダンサーのようでした。芸術(音楽・絵画・舞踏)に対する感性が、いわゆるロックミュージシャンとは違っていたように思います。

今、昔買ったレコードを引っ張り出して来て針を降ろしています。
1979年のQUEEN LIVE KILLERSです。40年前です。今聴いても全然色褪せません。
マーキュリーの歌声が心に染み渡ります。
会場の聴衆も一緒に歌っています・・・(Spred Your Wings)

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